ここでは雪国の現役ガソリンスタンド店員が本気で選ぶ、おすすめスタッドレスタイヤをご提案します!(注:新潟に住んでいるため忖度なしになっています)
スタッドレスタイヤの選び方は大きく分けて2パターンある。


効き・性能で選ぶか、コスパ・価格優先で選ぶのか?
実際にガソリンスタンドの店頭でスタッドレスタイヤを販売していて思うことは、お客様は大きく分けて2パターンの購入動機があるということが分かります。
- 「性能」=「効き」で選ぶか
- 「コスパ」=「価格」で選ぶか
この2つのパターンで購入時、どこを重視するかによって選ぶタイヤの基準が大きく変わるということになります。
正直な話、タイヤのカタログを見ても良いことばかりしか書いてないですし、もちろん価格なんて載っていません。
私はたくさんのタイヤを見てきていますし、実際いろいろなスタッドレスタイヤをこれまで履いてきました。
その経験を忖度なしでブログでお伝えして、参考していただけたらとてもうれしいと思います。
効きと性能で選ぶならブリヂストンのブリザック1択!!

車業界の方、誰に聞いても間違いなくこう答えるでしょう、
【BS(ブリヂストン)履いていれば間違いない】
そのくらい抜群の信頼感と安全性能を兼ね備えています。

私もスタッドレスタイヤは1つ前のモデルのVRX2を使用しています。
ブリヂストンスタッドレスタイヤの詳しい概要はこちら
とにかくブリヂストンのスタッドレスタイヤ(以下ブリザック)のすごいところは、タイヤが柔らかい。しかもそれが2年目、3年目も続くということ。
これはとても凄いことで冬道の安全走行ではかかせない重要性能になります。
さらにこのブリザック、【発泡ゴム】という特殊なゴムを採用しているということが1番のポイントになっています。
この【発泡ゴム】とは、簡単に言うとスポンジのようにタイヤ内に【気泡】が多く存在し、その【気泡】内に氷の上に敷かれた水を貯え、除水しながら走行していきます。
そもそもタイヤが滑る原因は、氷の上に染み出した水膜が原因です。
例を上げると、冷凍庫から出したばかりの氷は手で握っても「ペタペタと張り付く」と思います。
しかし握ったまま時間が経つと、水が溶けだしてきて氷の表面は「ツルツル」になって滑ります。
これが凍結路での滑りの原因です。
ブリザックはこの表面の水膜を発泡ゴムで貯え、除水しながら走行します。
この発想と技術で21年連続、北海道と北東北主要都市で装着率ナンバーワンになっています。
私が実際に履いた感想
私の住む新潟も降雪地帯になります。
平野部でも気温がガクンと下がる早朝や深夜帯よりも、日中少し気温が上がった凍結路面の方が走行に気を付けています。
気温が少し上がる日中は、冒頭に記述した【水膜】が表面に浮き出てくる時間帯になるからです。
しかしこのブリザックは、そのような状況でも車のタイヤと路面との接地感が抜群に良いと思います。
はっきりと分かるポイントとしては、交差点やカーブで曲がるときも、自分が向けたハンドルの方向へしっかりと車を導いてくれます。
性能の悪いタイヤはこの部分で、車の挙動が大回りになったり、リアタイヤがふらつき、まるで2輪で走行しているかのような不安さを感じてしまいます。
このような、運転者が冬道の走行で必要な要素をすべて兼ね備えているのがこのブリザックだと思います。
このような方にオススメ

- 雪上・氷上ともに高いストップ性能が欲しい
- スタッドレスタイヤを長く使いたい
- 冬道の運転時間が長い
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コスパ重視ならトーヨータイヤという選択肢もあり!
価格・コスパな重視なら国産メーカーのトーヨータイヤという選択肢もあります。

トーヨータイヤとは国内シェア第4位のタイヤメーカーです。
代表ブランドはミニバン専用タイヤ「トランパスシリーズ」が非常に有名です。
トーヨータイヤの詳しい概要はこちら
トーヨータイヤのスタッドレスタイヤブランドは【オブザーブ】と言います。
現在のモデルは【オブザーブGIZ2】になります。
このトーヨータイヤですが量販店やガソリンスタンドでは特価商材としてBSよりも価格設定が安価に販売されていることが多いです。
しかしながらこのトーヨータイヤというメーカーの私のイメージは【非常にまじめなタイヤメーカー】という印象です。
早い話が【価格】<【性能】が上回っている印象です。
トーヨータイヤのスタッドレスタイヤでは、タイヤ内に【クルミ】を配合したクルミックスゴムというゴムを採用しています。
このクルミが凍結路面に対してひっかき効果を生んでグリップ力を高めています。
私が実際に履いた感想
普段使いではまったく苦にならない、高い雪上性能を持っています。
スタッドレスタイヤに関して特筆する点を挙げるなら【圧雪路】に非常に強いと感じました。
タイヤの溝に雪が目詰まりを起こして、空回りするという事が走行中ほとんどありませんでした。

ただし、2年目以降は少しタイヤが固くなり始めるので、凍結路ではBSよりも少し車の挙動がふらつく印象ではありました。
このような方にオススメ
- スタッドレスタイヤの購入を考えているが、価格も気になる
- 氷上より雪上走行が多い
- 1年から2年で新しいスタッドレスタイヤに履き替える
ぜひ冬のスタッドレスタイヤ購入の参考にしてください。
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